VAPE黎明期から現在まで、世界中で圧倒的なシェアを誇るデバイス「eGo AIO」。お手軽なAIOタイプ(=All in one)タイプのVAPEで、片手に収まるコンパクトなサイズ感ながら、大容量の1500mAhバッテリーを内蔵しているなど、現在でも色あせないスペックを兼ね備えています。本記事ではそんなeGo AIO(イーゴエーアイオー)の使用方法、細かい注意点などについて徹底解説していきます。
スペック
まずはeGo AIOの基本的なスペックをご紹介します。
サイズ | 119mm×φ19mm |
カラーバリエーション | ・Black ・Silver ・Black&White ・Black&Grey ・Red&White ・Camouflage ・Brushed Bronze ・Brushed Gunmetal ・Wood ・Crackle A ・Crackle B ・10th White ・10th Black ・10th Silver ・10th Mix1 ・10th Mix2 ・10th Mix3 ・10th Mix4 |
バッテリー容量 | 1500mAh |
タンク容量 | 2ml |
付属コイル | 抵抗値:0.6Ω コイル素材:SS316(ステンレス) |
発売以降長い歴史の中で度重なる「新色追加」を繰り返してきたため、カラーバリエーションが非常に豊富です。
各部名称
次にeGo AIOの細かいパーツについての説明です。
内容品
eGo AIOの内容品(付属品)は以下の通りです。
- Joyetech eGo AIO 本体:1点
- micro USBケーブル:1点
- ストレートドリップチップ:1点(本体に装着済み)
- スパイラルドリップチップ:1点 ※
- ユーザーマニュアル(英語):1点
※10周年モデルには付属いたしません
内容品は予告なく変更になる場合がございますのでご了承ください。
それぞれ1点プレゼントしております。
使用前の準備
eGo AIOはその名の通りAIO型と呼ばれるお手軽なタイプのVAPEです。
- コイルを装着する
- タンクにリキッドを注入する
- ボタンを押してコイルを加熱する
- コイルの熱で蒸発したリキッドの水蒸気を吸い込んで楽しむ
という構造になっています。
リキッドが減ってきたらまた注入、コイルはある程度使用したら新しいものに交換してください。使用頻度にもよりますが、コイルの交換目安はおよそ2週間前後です。明確な交換時期が決まっているわけではありませんので、使用していく中で「味がしなくなってきた」と感じたら交換、という風にイメージしていただければと思います。
それでは、実際にお使いいただく際の工程について解説していきます。
まずはトップキャップを外します。トップキャップにはチャイルドロック機能が付いているため、下に押し込みながら回すことでキャップの着脱が可能です。
トップキャップを外すとコイルが装着されていますので、そのままこちらのコイルをご使用ください。2週間ほどお使いいただいた後にコイルを交換する際は、コイルを反時計回りに回すことで取り外すことが可能です。
続いて、タンク内部にリキッドを注入します。この時、本体側面に記載されたMAXラインよりも上までリキッドを注入してしまうと、キャップを装着した際にリキッドがあふれてしまいますのでご注意ください。※ツートンカラーモデルの場合は色の変わり目をMAXラインに見立てて注入量を調整してください。
リキッドを補充し終わったら、先ほど外したトップキャップ(とコイル)を本体に装着しなおして準備完了です。
使用方法
eGo AIOはボタンが1つあるのみですので、初心者のかたでも直感的にお使いいただけます。
まず電源をONにするには、パフボタンを素早く5回クリックします。電源を切る際にも同様に5回クリックしてください。ゆっくり過ぎると上手く認識されない場合があるため、なるべく素早く連続でクリックするのがポイントです!
eGo AIOのガラスタンク部分にはLEDライトが搭載されており、使用時にさりげなく発光するのですが、こちらのカラーはお好みに合わせて7色の中からお選びいただくことが可能です。
LEDカラーを変更するには、電源がOFFになった状態でパフボタンを長押しします。するとLEDが光り始め、ボタンをクリックするごとにカラーが変わっていきます。お好みのカラーになったらしばらく放置することで、変更が決定されます。
充電は付属のUSBケーブルで行います。普段スマートフォンなどを充電する際にお使いのACアダプターを使用すれば、コンセントにつないで直接充電が可能です。※ACアダプターは付属しませんのでご注意ください。
後はボタンを押せば煙が出るのみですので、存分にVAPEをお楽しみください!
使用上の注意点
・ご使用の際は、
- 口に咥える
- 吸い込み始める
- ボタンを押す
の順番を守ってお楽しみください。吸い込むより先にボタンを押し始めてしまうと、内部の温度が上がりすぎてしまい、沸騰したリキッドがパチパチ跳ねてしまう恐れがあります。そのため、息を吸い込んでコイル内部を冷やしながら加熱するようお気を付けください。
・新品のコイルをご使用の際は、リキッド注入後5分~10分程度お待ちいただいてからご使用を開始してください。コイルユニットの内部にはコイル(ワイヤー)とコットンが入っています。電気を通すことで熱くなったワイヤーが、リキッドのしみ込んだコットンを加熱することで水蒸気(煙)が発生する仕組みになっています。そのため、コットンにリキッドが浸透しきる前に過熱を開始してしまうと、コットンが焦げてしまう原因になりますのでご注意ください。
・一部の非常に液漏れしやすいリキッド(=著しく粘度の低いシャバシャバしたもの)を使用した場合、過剰な液漏れが発生する恐れがあります。その場合通常のリキッド(=平均的な粘度のもの)をご使用いただけば症状が改善する場合がございますので、しばらく放置して内部のコイルやコットンを乾燥させた後、もう一度他のリキッドでお試しください。それでも症状が収まらない場合はお問い合わせください。
※りきっど屋様、その他国産の数ブランド、HILIQ様、ニコチンを過剰に添加したリキッドは液漏れの起こる頻度がかなり高いです。
よくあるご質問
吸うときにジュージューうるさい
VAPEを吸うときに発生する「ジュー」や「パチパチ」という音はリキッドが蒸発する際に発生する音ですので、故障ではありません。
どうしても気になる場合は、別売りの1.0Ωコイルに交換していただくことで蒸発音を抑えることが可能です。(コイルの抵抗値を上げることで出力が低くなり、加熱の温度や勢いが抑えられるため)
それでもおかしいと感じた場合にはお手数ですが当店までお問い合わせください。
加熱時にリキッドが跳ねて口が熱い!
沸騰したリキッドがパチパチ跳ねる現象をスピットバックと呼びます。こちらは出力が高すぎる場合など、コイル温度が高くなりすぎた際によく発生します。
先ほど「使用上の注意点」の項にも記載させていただきましたが、息を吸い込んでコイルを冷やしながら加熱をするようにお気を付けいただければ症状を軽減できることが多いです。
また、付属のスパイラルドリップチップをご使用いただくことで、リキッドの跳ね返りを防止することが可能です。※10周年モデルには付属いたしません
さらにeGo AIOは「510」と呼ばれるスタンダードなドリップチップ規格に対応しているため、スピットバックに強いドリップチップに交換していただくことでも対策が可能です。
例えばこちらの510ドリップチップですと、吸い口部分が長いため、リキッドが跳ねたとしても唇まで届く危険性が極めて低く、安心してお使いいただけると思います。
交換用コイル
当店では交換用のコイルも取り扱っております。重ねてのご説明になりますが、味がしなくなってきたと感じたら新品のコイルに交換してください。
本体に付属の0.6Ωのほかに、
- 1.0Ωコイル
- 0.2Ωコイル
の取り扱いがございます。抵抗値(Ω)の値が低いほど出力がアップし、煙量は多くなります。味の出方は豪快になる傾向が強く、繊細なリキッドだと細かいニュアンスがわかりにくくなる恐れもあります。
逆に抵抗値の値が高いほど出力は下がり、煙量は少なくなります。味の出方は繊細になる傾向が強く、タバコ系や複雑な味わいのリキッドなどをじっくりお楽しみいただきたい場合におすすめです。
明確なルールや正解はございませんので、使用するリキッドやお好みに合わせてご自由にお使い分けください。
最後に
今回はJoyetech「eGo AIO」について解説させていただきました。ご参考になれば幸いです。
当店の販売ページへのリンクを添付させていただきますので、まだお持ちでない方はぜひご検討ください!