PODながらもMOD顔負けの性能を誇る大ヒット商品Aspire「BP80 POD MOD」。付属のコイルもめちゃくちゃ味が出て美味しいと各所で話題になっています。本記事では、そんなBP80の使用方法や細かい注意点などを詳しく解説していきます。
スペック
まずはBP80の基本的なスペックをご紹介します。
サイズ | 118mm×33mm×26mm |
重量 | 約155g |
カラーバリエーション | チャコールブラック ネイビーブルー レディッシュブラウン レトロブラウン アーバンカモ グラニートグレー |
素材 | 亜鉛合金+レザー |
カートリッジ容量 | 4.6ml |
内蔵バッテリー容量 | 2500mAh |
付属コイル抵抗値 | 0.17Ω・0.6Ω |
出力 | 1W-80W |
ディスプレイ | 0.96インチカラースクリーン |
各部名称
次にBP80の細かいパーツについての説明です。
内容品
BP80の内容品(付属品)は以下の通りです。
- ASPIRE BP80 POD MOD 本体:1点
- BPコイル 0.17Ω:1点
- BPコイル 0.6Ω:1点
- USB Type-C ケーブル:1点
- ユーザーマニュアル(英語):1点
使用前の準備
BP80はPOD型と呼ばれるタイプのVAPEで、カートリッジ(POD)にリキッドを注入して使用します。BP80はカートリッジからコイルを取り外せる構造になっているため、カートリッジは残したままコイルだけを交換することが可能です。
使用頻度にもよりますが、コイルの交換目安はおよそ2週間前後です。明確な交換時期が決まっているわけではありませんので、使用していく中で「味がしなくなってきた」と感じたら交換、という風にイメージしていただければと思います。
それでは、実際にお使いいただく際の工程について解説していきます。
まず、カートリッジを本体から取り外します。マグネット式ですので、引き抜くだけで簡単に取り外すことが可能です。
次にカートリッジ底面のゴムキャップを外します。この時、ゴムキャップを引きちぎらないようにご注意ください。
キャップを外すとリキッド注入用の穴が空いているので、そちらからリキッドを補充してください。リキッドを補充し終わったらゴムキャップを閉め、カートリッジを本体に装着して準備完了です。
コイルを交換する際は、コイルの底面を引っ張ることで取り外すことが可能です。そのまま新品のコイルを古いコイルがはまっていた部分に差し込めば交換完了です。
リキッドが補充された状態でコイルを外すとコイルを装着していた穴からリキッドが漏れてしまいますのでご注意ください。コイルには滑り止めのゴムリングが付いているため少し固いと感じるかもしれませんが、勢い余ってリキッドをこぼさないよう慎重に取り外してください!
使用方法
BP80には様々な機能が搭載されていますが、単純な操作のみで簡単にお使いいただけます。
まず電源をONにするには、パフボタンを素早く5回クリックします。電源を切る際も同様に5回クリックしてください。ゆっくりすぎると上手く認識されない場合があるため、なるべく素早く連続でクリックするのがポイントです!
出力(W)を変更する際は、本体側面の+-ボタンを押してください。出力が高いと煙量が多くなり、低いと煙量が少なくなります。付属のコイルにはそれぞれメーカー推奨出力が設定されているため、基本的には推奨出力の範囲内にセットしていただくのがおすすめです。
設定した出力をロックする際はパフボタンを素早く3回クリックしてください。+ーボタンを押しても出力が変更されなくなります。同様に3回クリックでロックが解除されます。
+ボタン・ーボタン同時押しで各種設定画面に移行します。こちらの設定画面では
- オートモード・マニュアルモードの切り替え
- 画面カラーの変更
- 画面輝度の変更
が可能です。
オートモードとは、セットしたコイルの抵抗値に合わせて自動で出力を推奨値に合わせてくれるモードです。コイルを変えるたびに出力を変更する手間が省けるため非常にお手軽です。また、「間違えて推奨値よりも高い出力で過熱してコイルを焦がしちゃった!」というような事故を防げるというメリットもあります。
マニュアルモードとは、自分で自由に出力を設定できるモードです。コイルを交換しても出力が変更されないので注意が必要です。
充電は付属のUSB Type-Cケーブルで行います。普段スマートフォンなどを充電する際などにお使いのACアダプターを使用すれば、コンセントにつないで直接充電が可能です。※ACアダプターは付属しませんのでご注意ください。
別売りの拡張パーツについて
BP80には別売りで2種類の拡張パーツがラインナップされています。
まず1つ目が「RBAユニット」です。こちらをご使用いただくことでBP80をリビルドに対応させる(自分でコイルを巻いてビルドできるようにする)ことが可能です。コイルのかわりにカートリッジへ装着して使用します。
こだわりのワイヤーやコットンを使って、自分だけのセッティングを楽しみたい!という方におすすめです。また、純正のコイルユニットを買い続けるよりもコストパフォーマンスが高いというメリットもあります。
続いて2つ目は「510接続アダプター」です。こちらをご使用いただくことで、510接続に対応したアトマイザーをBP80に装着することが可能です。つまりBP80をテクニカルMOD化することが可能なんです。※最近のアトマイザーはまず間違いなく510接続に対応しているため、実質ほぼ全てのアトマイザーを装着可能です。
BP80は最大80Wまで出力可能ですので、PODの枠を超えた様々なセッティングに対応可能です。ぜひお気に入りのアトマイザーを装着してそのパワーを体感してみてください!
ご使用上の注意点
・新品のコイルをご使用の際は、リキッド注入後5分~10分程度お待ちいただいてからご使用を開始してください。コイルユニットの内部にはコイル(ワイヤー)とコットンが入っています。電気を通すことで熱くなったワイヤーが、リキッドのしみ込んだコットンを加熱することで水蒸気(煙)が発生する仕組みになっています。そのため、コットンにリキッドが浸透しきる前に過熱を開始してしまうと、コットンが焦げてしまう原因になりますのでご注意ください。
・一部の非常に液漏れしやすいリキッド(=著しく粘度の低いシャバシャバしたもの)を使用した場合、過剰な液漏れが発生する恐れがあります。その場合通常のリキッド(=平均的な粘度のもの)をご使用いただけば症状が改善する場合がございますので、しばらく放置して内部のコイルやコットンを乾燥させた後、もう一度他のリキッドでお試しください。それでも症状が収まらない場合はお問い合わせください。
※りきっど屋様、その他国産の数ブランド、HILIQ様、ニコチンを過剰に添加したリキッドは液漏れの起こる頻度がかなり高いです。
交換用のコイル・カートリッジ
当店では交換用のコイルやカートリッジも取り扱っております。先ほどもご説明させていただきましたが、味がしなくなってきたと感じたら新品のコイルに交換してください。
カートリッジは破損しない限り使い続けることが可能です。もしもの際の予備や、複数のリキッドを使い分けたい方におすすめです。
また、新品のコイルをご使用の際はリキッド注入後5分~10分程度お待ちいただく必要がございますのでお忘れなく!
最後に
今回はAspire「BP80 POD MOD」について解説させていただきました。ご参考になれば幸いです。
当店の販売ページへのリンクを添付させていただきますので、まだお持ちでない方はぜひご検討ください!